simosimochangの日記

長年にわたりパニック障害を抱え

小さな出来事に反応してしまう心

 

こんにちは。

 

 

 

いつものように、仕事を終えて帰る電車内での出来事。

 

仕事はパート勤務なので16時には終わりました。帰りの電車は高校の学生さん達と、よく一緒になりました。その日、学生さんが4人座っている隣の席から異臭がしてきました。

シンナーのような化学物質のような…  多分マジックペンだったのかも。

そのとたん、私は気分が悪くなって、発作が出てしまい次の駅で降りてしまう始末です。

降りた駅で落ち着くまで電車に乗れませんでした。

些細な出来事にも反応してしまうのはなぜなのでしょうか。

とにかく自分の意志ではどうにもならない乗り物とか、自由に動けない場所とかが、ダメになってしまいました。

 

徐々に薬も増えていきました。

 

 

 

楽しみといえば、仕事帰りに、たまに立ち寄る雑貨屋さん巡りです。

可愛いカップや小物を買っては満足していました。

家では子供たちに食事を作り、かたずけをしたりと普通に生活ができましたが

1人の時や、外に出かけるとき、休みの日とかによく発作は起こりました。

 

私は自然が好きです。山や海、川、など。

木や草花に癒されます。子供の頃に住んでいたところは山の中ですので、思い切り自然を楽しんでいました。

学校を卒業して、私は憧れていた関西にいく事になり、生活は一変しました。

今思うと若さなのでしょうか、半年ほどで順応し、仕事も遊びも楽しむ事ができました。

 

今なぜこうなってしまったのでしょう。さらにいろんな事がだめになっていきます。

 

 

 

 

 

 

電車に乗ることが恐怖になった日

こんにちは。

 

 

 

 

その頃私は、6年間続けた仕事を辞めることになりました。

お店が立ち退きで閉めることになったからです。

私はすぐに新しい仕事先をみつけ、働くことにしました。今迄と同じような飲食店

です。

子供も小学生になり、保育園のように送り迎えもなく、少しは楽になりました。

新しい場所はどこも一緒ですけど、また1からいろいろ覚えないといけませんが、

仕事は好きでした。

 

 

 

 

ある日

いつものように通勤で電車に乗っていると、電車が電気系統のトラブルで線路上で

止まってしまいました。

座席に座っていた私は、突然の激しい動悸と、冷や汗、居ても立っても居られないあの

状態、気を失うかもと思う不安感でいっぱいになりました。

 

パニックだ

 

急いで薬を飲みましたが、時すでに遅しでした。

不安感から私は立ち上がり、車両の端から端までをウロウロと歩くという行動をとります。

じっとしていると動悸と不安感で死んでしまいそうなんです。

 

もう何で… 何でなの。

 

周りから見たら、きっと変な人に見えてるでしょう。

そのうちに薬が効いてきて落ち着くのです。

 

それ以来、電車に乗ると発作を起こすことが多くなりました。

どうしようもない時は1駅で降りたり、乗れなくて次を待ったり、途中下車したりで帰りが遅くなったりしました。

それでも、仕事はやめる事はしませんでした。

 

 

病院に行き先生から薬(安定剤デパス)をもらう日々でした。その頃、先生にもストレスからくるメニエール病か、自律神経失調症かもと言われていました。

これからも色々症状が出てくるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フワフワと宙を歩く感覚になる

こんにちは。

 

 

私にはいろんな症状が出てきました。

パートの仕事に行くときは決まって、頭がぼんやりします。やっと家を出たのは

いいんですが、曇の上を歩いているような感覚になります。

頭が締め付けられているような感じ。

意識をしっかりししないと、倒れてしまいそうでした。

やっと駅に着き仕事場まで行きつきます。

そういう日が続きますが、まだ電車に乗ることができたので、良かった時期

でした。

 

不思議な事に、仕事場に着くと何故か治まっているのです。

そんな事の繰り返しでした。

何が、どこがが悪いのかと思い悩む毎日でした。

今は、以前よりは良くなりましたけど、まだ続いています。

 

 

 

 

 

 

今、私よりも辛い思いをしてる方々も多くいらっしゃると思います。

 

 

当時の唯一の楽しみは、仕事帰りに駅ビルの雑貨屋さんを見て歩く事でした。

リニューアルした駅ビルはキラキラと華やかなショップが沢山オープンしていました。

ほんとうに我を忘れるくらい、夢のような気持ちにしてくれました。その時間だけが私が何も考えずにいられた時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

楽しいこともある毎日でしたが、状態は良い方向にはいかず、悪いほうへ進んでいきます。

今私は、その頃の子供たちの事をあまり思い出せずにいます。自分の事でいっぱいだったと思います。私は子供たちに何をしてあげたのか…

何もしてあげてなかったのだとおもいます。後悔ばかりです。

子供たちは大人になりました。

 

 

 

 

 

 

一瞬で起こる発作をやり過ごす行動

こんにちは。

 

 

 

 

 

ここ最近の事


長かった今年の暑さと秋も終わり、肌寒い季節がきました。朝晩の冷えた空気が心地よく感じられます。

のんびりと起きて、ゆっくり珈琲を飲み、家事をしようかなと思っていたら

 

いつもの発作がきました。

 

体調はとても良いと思っていました。

しばらくすると頭が痛いような、締め付けられるるような、吐き気、動悸…(最近は動悸が酷く現れます) 気を失いそうになる事も。

ほんとは心臓に何らかの病気があるんじゃないかと思うほどです。

苦しくて、居ても立っても居られません。

 

すぐに薬を飲みましたが、薬がきくまでには、20分以上、酷いときは1時間以上

かかります。

その間、私はいつでも病院にいけるように、救急車を呼べるように、身の回り

をかたずけて、戸締まりをします。

そのうち薬が効いてきます。それがいつものパターンです。

そして何も無かったように、家事を始めます。

 

 

 

 

現在60歳。最初の発作から22年。

38歳の頃、夫と離婚、子育て、遠い土地での暮らし。小さな頃のトラウマなど

が一気に出てきたのだろうか…

パニックが収まればまた、普通に戻って暮らしていく、という生活を続けていくしかありません。

それでも、

長い時間はかかりましたが、人並みの生活をする事は出来るようになりました。

旅行へ行ったり、お酒を飲みに行ったり、買い物したりと、生活を楽しむ時間も増えて

きました。

 

ここまで行きつくには、色々な事がありました。

 

                                   つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真っ直ぐに歩けなくてよろけた日も

 

こんにちは。

 

私はその頃、子育てとパートの仕事をしていました。

子どもは2人。飲食店での接客の仕事を昼間6時間。無理をしないようにと

思いながら働いていました。

子供たちは週に1回習い事をさせていました。その日の帰りは近くのショッピングモールで待ち合わせ、外食をしました。

その日、子供たちを見つけて、歩いて行く時に斜めによろけて、座り込んでしまいました。真っ直ぐ歩けない。

 

何が起こったの

 

しばらく呆然としていました。

私の体はどうなってしまったのか。不安でたまらなくなりました。

私はまだ30代。前年に離婚。子供は小さい。頼る人もなく、家計も私が働かなければやっていけないし…

 

ストレスなの

 

先生にまた薬を処方してもらいました。先生はメニエール病の疑いもあるかも知れないとおっしゃいました。

 

 

 

 

 

それから、頭痛、動悸、めまい、不安感、死んでしまいそうな感覚がだんだんと増えて

いきました。多い日は3回ぐらい。日によって違います。

まだそれは始まったばかりでした。

 

私の故郷は沖縄県北部やんばるです。

実家を出てから42年。

やんばるの森が懐かしく、その当時は涙を流していました。

 

 



 

 

 

最初の発作

 

 

はじめまして。

私は、今年60歳になる女性です。

長年にわたりパニック障害と共に生きてきました。誰にも言えず悩みながら、それでも

何とか楽しみもありの生活を送っています。

そうした私の生活を綴っていきたいと思いブログをはじめました。

 

最初の発作

 

22年前。私は夜の片付け等々を終えて、寝ようと布団に入ったのですが、

気分がぞわぞわとして、不安感で何とも言えない気持ちになりました。

居ても立っても居られず、家の中を歩き回ったりして、1時間位で落ち着きました。

今おもえば、それが始まりでした。

翌日、悪い病気かと思いかかりつけの病院に行き、薬を処方してもらいました。

良く効く薬でした。抗不安薬デパスという薬でした。後々、問題になった薬です。

 

それからの私は、色々悩みなどもあり、症状は悪くなっていきました。

当時はパニック障害という言葉すら聞いたことがなく、自分はどうなってしまうんだろうと、悩み苦しみました。

今はどうにか薬で調整しながら日々暮らしています。

 

やっと暑い夏も終わり、秋も終わり冬が訪れますね。

それではまた。