電車に乗ることが恐怖になった日
こんにちは。
その頃私は、6年間続けた仕事を辞めることになりました。
お店が立ち退きで閉めることになったからです。
私はすぐに新しい仕事先をみつけ、働くことにしました。今迄と同じような飲食店
です。
子供も小学生になり、保育園のように送り迎えもなく、少しは楽になりました。
新しい場所はどこも一緒ですけど、また1からいろいろ覚えないといけませんが、
仕事は好きでした。
ある日
いつものように通勤で電車に乗っていると、電車が電気系統のトラブルで線路上で
止まってしまいました。
座席に座っていた私は、突然の激しい動悸と、冷や汗、居ても立っても居られないあの
状態、気を失うかもと思う不安感でいっぱいになりました。
パニックだ
急いで薬を飲みましたが、時すでに遅しでした。
不安感から私は立ち上がり、車両の端から端までをウロウロと歩くという行動をとります。
じっとしていると動悸と不安感で死んでしまいそうなんです。
もう何で… 何でなの。
周りから見たら、きっと変な人に見えてるでしょう。
そのうちに薬が効いてきて落ち着くのです。
それ以来、電車に乗ると発作を起こすことが多くなりました。
どうしようもない時は1駅で降りたり、乗れなくて次を待ったり、途中下車したりで帰りが遅くなったりしました。
それでも、仕事はやめる事はしませんでした。
病院に行き先生から薬(安定剤デパス)をもらう日々でした。その頃、先生にもストレスからくるメニエール病か、自律神経失調症かもと言われていました。
これからも色々症状が出てくるのです。